ロビン

来るのロビンのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
3.2
ジャンルはホラーのようだけど、個人的には終始まったく怖さを感じなかった。
ただやたら芋虫が出てくるので、芋虫が苦手な人は嫌かも。(ちなみにこの世で一番苦手なモノは毛虫)
ストーリーも、ごちゃ混ぜで結局何が言いたいのかちょっと意味不明で、いったい何を2時間観させられたのか。。。
しかしホラーとかそういうジャンルで考えなければ、めちゃめちゃシュールで不思議な世界観の映画で面白いといえば面白いのかもしれない〜笑

前半のイクメンぶる妻夫木聡に、だんだん嫌気がさしていなくなればいいと思う黒木華や、友人ぶって実は違う青木崇高など、人間の怖くて嫌な部分を中心に攻めていけばなと思ったけれど、そういう映画でもないのよね。。

そして前半と後半ではまったくテイストの違う映画になっいく。
後半は大掛かりなお祓いが、ある意味カオス!
日本版の悪魔祓いを観させられていたのか。。。
松たか子は、日本版エクソシストなのだ!
エクソシスムしている松たか子に、途中いきなり殴られる岡田准一には爆笑してしまった。
あれはいったいなんだったんだ。。

柴田理恵のキャラは妙にマッチしてて素晴しい!
この役もたいまさこさんでも良い感じ。

あと、小松菜奈も今までとちょっと違うテイストの役柄でこれまた良かった!


【ネタバレ】
  ↓




ただこの作品の一番の救いは、個人的にめちゃめちゃ苛つくキャラの妻夫木聡が早目に死んでくれたこと〜笑
ロビン

ロビン