三重県、志摩半島の小さな町。
綋、瑛介、光彦は中学の同級生。
自衛官こ瑛介が退官し町に戻ってきた。
40歳を前にした3人はそれぞれのこれからの人生を考えるのだった。
綋を中心に話が進んでいく。
三人三様、悩みを抱え助け合っていく姿が描かれていた。
とてもシンプルだが女には無い男友達という独特の友情が良かった。
稲垣吾郎の映画、ドラマは観たことがなかった。
SMAPの一人という印象が強かった。
今作でちょっとぶっきらぼうで友達思いの
山で生きる男がしっくりとハマっていたと思う。
とても意外なキャスティングだが、稲垣吾郎の今までと違ったところが引き出されていた。
そして脇を固める渋川清彦と長谷川博之がいいですね。
ただ、三重県はがっつり関西弁。
私は三重県松阪市出身なのでなぜ標準語なのかと非常に残念に感じた。
三重交通のバスが懐かしかったぁ。
阪本順治監督作品