まるだし

半世界のまるだしのレビュー・感想・評価

半世界(2018年製作の映画)
3.0
鑑賞回数:1
物語:★★★☆☆ 3.0
配役:★★★★☆ 4.0
演出:★★★☆☆ 3.5
映像:★★★☆☆ 3.5
音楽:★★★☆☆ 3.5
再見:★★☆☆☆ 2.0

「お前たちは世間しか知らない 世界を知らない」

舞台挨拶ありの先行上映にて
久しぶりに揃った39歳トリオ、そして反抗期の息子がいる家族の内情を描いた作品
まさに自分と同年代、加えて学生時分の親との関係(あんなにヒドくはなかったけど)と色々重なり、なかなかに苦味を感じさせられた
思った通りの物語の結末は あまり自分好みではなかったが、同級3人と家族3人、2つの関係の推移自体は割と好きで楽しめた
同級3人 海で毛布にくるまったり、おしくらまんじゅう(予告で それが大事を歌ってた場面)をしたりと、童心に帰ってのオッサンの青春には思わずニヤリ
炭職人という自分の知らない仕事の様子が見れた点も面白かった
舞台挨拶での監督曰く 稲垣吾郎に炭職人をやらせたのは、 彼に新しい景色を見てもらいたかったから なのだとか
肉体労働もこなす吾郎さん素敵だった
妻役の池脇千鶴も作品の空気を出すのが本当に上手い
同級3人だけの物語なら間違いなく主役の長谷川博己も かなりの好演だったが、元自衛官にしては線が細過ぎセクシー過ぎかな
正直映画館で観る必要性は薄く、役者が好きなら といった感じ
まるだし

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