けいこ

ライスフラワーの香りのけいこのレビュー・感想・評価

ライスフラワーの香り(2017年製作の映画)
3.4
#雲南省を愛でる会、会員として鑑賞致しました(会員1名満員御礼ありがとうございまぁす)

…₍ᐢ- ̫-ᐢ₎。。

でね。
いくつかあるもう一度行きたい場所のひとつ、雲南省の農村が舞台ということで『単騎、千里を走る』に続いての鑑賞の巻。

雲南省には少数民族が56いる(これが本当に多様)とされてるわけだけど、こちらはタイ(傣)族の母子のお話。

抜けるような空の青さと土埃とか。村の雰囲気とか…いいね!

個人的にはそれらの景色でもはや満足だけど、内容も素朴で良かった。

農村あるあるの都市へ出稼ぎに出ていた母と、祖父と村で暮らす娘(留守児童)とのちょう久々の再会。

娘のために都市へ出稼ぎへ行っているのに、帰ってきたらまぁまぁの非行少女になってて。
しつけをして無い!と祖父を責めたくなる気持ちもわからんでもない。

そのおじいちゃんはなんとも思ってない温度差もオモシロイ。

その開いてしまった娘との心の距離を伝統の踊りや信仰を絡めて、少しずつ縮めていく様子ものんびりしていて良かったな。

雲南省の農村といってもWi-Fiがあったり、ネットカフェ的なのがあったり。
勝手に牧歌的風景なイメージを持ってしまうけど、もちろんそれだけでは無かったりする所もちゃんと見えていい。

あと、あのドでっかい冗談みたいな竹の水タバコ、知らんおじさんに試させてもらってむせたのを思い出して笑った。
けいこ

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