あでゆ

フラットライナーズのあでゆのレビュー・感想・評価

フラットライナーズ(1990年製作の映画)
2.4
医大生のネルソンは死後の世界に強い興味を持ち、同じ医大生4人を誘ってある実験を計画する。それは人工的に心臓を停止させ、1分後に蘇生させることで、実際に臨死体験をするという危険なものだった。この危険な誘いに、ネルソン同様死後の世界に興味を持つ4人は、つい手を貸してしまうのだった。そして実験から数日後、臨死体験したネルソンは、奇妙な幻覚に襲われ始める。

「フラットライナーズ」ってそういう意味か、って観るまでわからないアホだった。
全く大した映画ではないのだが、キーファ・サザーランド、ケヴィン・ベーコン、ジュリア・ロバーツなど一流俳優が多く出ていて驚く。

中身に関しては特に言うことないんだけど、結局最後まで彼らが本当に死後の世界に近づいたのか、頭がおかしくなったのかは最後までわからない。
そして死に近づいてしまったから、死を懇願するようになるもの、過去に許しをこうもの、過去を認めることができるようになるものなど、それぞれがそれぞれの形で過去を受け止め、変わっていくという話。

それなりに飽きずには観ることができたので、まあいいかなという出来。とはいえ、3人中2人が昔のいじめに関する話なのはどうなのと思うし、過去の罪滅ぼし的な話はわかるんだが、それで謝りに行ったら気が晴れましたって勝手だなあという印象が拭えない。
それにケヴィン・ベーコンが優等生で良いやつってなんか違和感がありませんか?
最初こいつが悪者っていう先入観を捨てるのになかなか時間がかかってしまったよ。
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