くりふ

監禁惑星アメーバのくりふのレビュー・感想・評価

監禁惑星アメーバ(2018年製作の映画)
1.0
【え!作品ページあんだ!?】

店頭でミッケ。明らかにテンタクルポルノ系のトホホ案件だろうが、ゆうばりファンタで上映されたというのでもしや、と借りてみた。

…だはは、事故物件だわ。

なんか、かつて嗅いだことあるニオイと思ったら、監督が越坂康史って人。唯一『進撃の女人』みていたけど、独りアサイラムみたいなことやってる懲りない人じゃん!

ネタとしては『人喰いアメーバの恐怖』を今さらやってます。食う前に、テンタクルの代わりにアメーバ使い、エロ売りしているのが現代仕様。

でも実態はアメーバじゃなく、なんと、ビニール袋!

一応、色はピンクだが…ロジャー・コーマンも腰抜かす最下流制作現場!

ヒロインはアイドルにも女優にも見えない地味な人だが、AVの人でした。AVの人としては演技力あるのかもしれません。

その妹役もAVの人で、本作の集客欲が浮き彫りですが、妹の方が宇宙人じみた顔で面白いから、SF映画などで違う役を見てみたい。

テンタクルポルノは実写版AVもある(…あった?)けれど、そっちの方がずっと良くできていると思いました(←よく知ってるな!)。

笑えないが、明らかに笑わせようとしていた『進撃の女人』に比べると、どうもマジで作っているらしいと思わせるフシがあり、コッチの方がタチが悪いな、と思いました。

しかし、こんなん上映するなんて、ゆうばりファンタもよほど作品不足なのだろうか。(当時)綱渡りの運営で、来年からは夏開催になるそうだが。

いちおう、おっぱい10盛り分献上。誰も見ないと思うけど、DVD化でタイトルが『監禁惑星アメーバ』に変わっています。それで見たくなる人もいないと思うけどね。

<2019.6.18記>
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