ビフォアシリーズやエブリバディウォンツサムなどの大好きな作品の監督のドキュメンタリー。
インディーズ作品で若い頃から成功した監督という認識があったけれど、商業とアートの狭間で酷評され失敗や苦悩した経緯にもきちんと触れていて見応えあり。
そんな中でも悲惨さはなく、常に自然体で緩やかに自分のスケールで映画を作る姿が良い。
ハリウッドでなくオースティンに住み、自然溢れる環境の中に建つ素敵な家で「エブリバディウォンツサム」の俳優達と本読みを行うシーンの監督がとても楽しそうに笑う。
イーサンホーク、マシューマコノヒー、ジャックブラックなどの俳優陣に絶対の信頼を得ているのは相手を尊重し一緒に作品を作り上げていくタイプの監督だからだ。