2022

ここは退屈迎えに来ての2022のネタバレレビュー・内容・結末

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった 十代の眩しい憧れとどう折り合いをつけて長々と生きていくか、その象徴である椎名をめぐる群像劇で、ひとりひとり語られすぎないけど徐々に明かされる関係性とか等身大に抱えている人生とか感情とかすごくすごく身につまされた 地方や時代の空気感とかそこで燻される感情がだいすき
映像もすごくすごく素敵 これだから私は日本の映画が大好きだ~って思った
・田舎描写あるある、車道が広い 嫌味に空が広い なのにすぐそばにある閉塞感… でもだからこそ最後のシーンの広い空とスカイツリーの東京の景色すばらしく余韻があった 妹よかったね 語られすぎない感情に思い馳せちゃう
・プールのシーンはめちゃくちゃ青春やのにめちゃくちゃ切なくて渡辺大知の赤髪とのコントラストがすごい…渡辺大知やっぱりすごいな バイクで歌うシーンよかった 門脇麦が徒歩で熱唱するシーンも 橋本愛とか岸井ゆきのとか好きな役者さんばっかりだった 成田凌はきらい
・門脇麦の「車を買う」という選択は自由になる、ひとりでどこにでも行ける、とも捉えられるけども、それはもう車以外ではどこにもいけない田舎で暮らしていくという諦めでもあって、迎えに来てくれる人はどこにいるのだろうどこに連れていってくれるのだろうそもそももう必要ないのかなとか、色々かんがえちゃう そういえば椎名は自動車学校教官かぁ…すご
2022

2022