遺作に文句はつけられない。
という理由だけじゃなく、いい作品でした。
ーー人々に忘れ去られた映画スターのヴィック・エドワーズ(バート・レイノルズ)。
故郷の近くの町で開催される映画祭から招待をされ、渋々と参加する。
が、手作り感満載の映画祭や用意された安モーテルに怒り、不遜な態度をとり、翌日の授賞式をぶっちぎったヴィックは、自身の思い出の地を巡り出したーー
クラシック映画が不勉強ということもあり、バート・レイノルズさんを全然知らず…🙏🏻
調べたら、学生の頃フットボール選手として活躍したというのは、ヴィックとご本人がかなり重なります。
自虐的なセルフパロディ作であり、人生を思わず考えてしまうヒューマンドラマでもありました。
時たま、レイノルズ氏の出演作をCG合成で魅せるお楽しみシーンもあり👍CGだよーっていう荒さが逆に味になってました。
この作品の見どころは、ヴィックと専任ドライバーのリル(アリエル・ウィンター)の心の交流。
そして、ヴィックが唯一愛した人との再会と謝罪。
シワシワのふたりのお顔が重なるキスシーン。なんとも愛らしかったです🥰
ラスト付近のヴィックのスピーチが泣けたなぁ🥲演技なんかじゃなく、レイノルズ氏の言葉のように思えて、心に響きました。
いい話だった!