私はこういう映画が本当に大好きだ。映画好きのツボを優しく圧してくる感じが観ていて本当に気持ちいい。
アメリカ人の映画愛は、たぶん日本人の100倍は強い気がする。
だからたまにアメリカ人になりたいって、思うときがある。
どんなに若い人でも、必ず「老い」はやってくるし、いまの一瞬が遠い思い出になっていく。
でも、それをネタに変に泣かせようとせず、破天荒なアシスタント兼運転手の女の子とバート・レイノルズが本当にお似合いで、バート・レイノルズを知らない人でも絶対楽しめる。
私は映画ウォッチャーとしては遅れてきた世代なので、バート・レイノルズ作品はごく一部をかじった程度にしか観ていない。でも、この作品をきっかけにもっと観てみようと思う。
2020.40