ふみ

君のためのタイムリープ/私を月に連れてってのふみのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

録画視聴。台湾映画をたくさんみている訳ではないけれど、話の展開や映像の温かさに何かしら共通するようなものがある気がして好きだ。
大事なものに気付けたからこそ出来る、主人公の細々したふるまいがとても羨ましくなった。それでも、一番守りたかった人たちは守れない、時間の大きな流れを変えることは出来ないところが切ない。だから、ライブで自分の気持ちにシンクロした歌詞が聞こえてきた時、彼は大切な人の手をとり、涙ぐんでしまうんだろう。 すべては、さよならのやり直しのための、そしてまた歩き出すための、ちょっとした贈り物だったのかもしれない。忘れていた箱を開けて、きらきらした中身を眺めているようなひとときだった。
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