今更観たけど長編3作品で1番好きかも。アリ・アスター作品を観ていておもうこと、やはり1番怖いのは霊とかじゃなくて、信頼している人が自分をわかってくれないことであり、家の鍵を閉めたかどうかという不安であり、不潔であり、事故であり、家族であり、アレルギーであり現実の心配ごとなんだよなぁ…と。心配性・不安症の自分はめちゃくちゃ共感してしまう。いっそ早くあっちへ行ってしまった方が楽。
掴みどころのないフワーっとした映画だけど、なんかよくわからんかった…とならず、"不思議な感触"が綺麗にパッケージングされてる。面白い映画だった。