サップリン

ヘレディタリー/継承のサップリンのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
4.5
すべてははじめからきまっている

タンっ・・・

怖い怖いとの前評判に
かなり振りかぶって挑んだものの
序盤早々に首根っこを掴まれて
右に左に引きずり回されて
気がついた時には
自分がいる場所がどこかも分からずに
点が線になり事態を飲み込み始めた時には
完全に手遅れでどうしようもない作品

タンっ・・・

もう一度観て色々と確かめたいものの
もう二度と観たくないほど恐ろしく疲れる

タンっ・・・

新たな魅せ方、圧倒的な演出力も去ることながら
観客に考えさせる行間の塩梅が絶妙で
本作が長編監督デビューの
アリ・アスター(監督・脚本)が
何より恐ろしい・・・

そして集中して
画(暗闇)と音(小さな低音)を堪能するためにも
生活環境から遮断された映画館で観るべき

結局具体的なことは何も言えねぇ!
ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!