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5時から7時までのクレオのtakeitのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
4.8
鏡による開かれがすごい、枠の外へ外へと開かれていく
どっちが像でどっちが現実かわからない曖昧なショット
バザンが喜びそうな被写体深度
アンダルシアの犬のポスターあった
めちゃくちゃいい雰囲気だし画面中に人間や自然がプレゼンスしててほんとに何回も見直して味わえるテクスト
途中の劇中劇による自己言及性とかアルジェリアについての言及もまた時代のらしさがあった
車内の主体と車が一体になって表象されるショットは技巧すごし
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