5時から7時までのクレオの作品情報・感想・評価・動画配信

『5時から7時までのクレオ』に投稿された感想・評価

やま
5.0
クレオが死を近くに感じてはじめて本当の自分と出会って「生きている」ことを実感する2時間

女が女であることを、女としてどこまで描くことができるのか。

このことについて、様々な可能性と共に、どこか限界を感じさせるような作品でもあった。1962年という製作時期を織り込んだうえで、ここよりも…

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一見クレオはワガママで自分大好きで
自由気ままな女なのだけど、
それでも私たちは彼女を好きになる。
大袈裟なほどに診断結果に怯える姿も
次々と帽子を試す姿も
部屋に入った途端何もかも脱ぎ散らかす姿も…

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 ヌーヴェルヴァーグの左岸派を代表するアニエス・ヴァルダは、ジャン・リュック・ゴダールや、フランソワ・トリュフォーら、カイエ・ドュ・シネマの評論畑から世に出た、いわゆる「カイエ派」の作家たちがもって…

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4.2

美しいパリと日常、クレオの心境により視線や景色の感じ方が観ているこちらも変わってしまうが、色々な人との時間を経て心が軽くなっていく様を見ていると、最終的にはこの時代のフランスを生身で体感できたような…

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アニエス・ヴァルダ監督。
歌手のクレオが生体組織診断の結果を待つ間の時間を描く。

夫のジャック・ドゥミと共に左岸派のアニエス・ヴァルダの作品。ヌーヴェルバーグでありながら他…

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kid
2.5

クレオの家のシーンが好き
自由なクレオとネコ

あと女友達のパートナーのところでショートフィルム見るシーン
あのショートフィルム私も好き

そしてミシェルルグランかわいすぎた

パリの当時の道ゆく人…

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癌の診断結果を待つクレオはタロット占いでも病を予言されてしまう。
5時から7時までのたった2時間。
されど2時間。病による不安を抱えていたらきっと長い2時間に感じるに違いない。

その2時間で、恋人…

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3.8

ガンの診断結果を待つ若い女性歌手クレオ(コリンヌ・マルシャン)の5時から7時までをリアルタイムで切り取った作品。
ヌーベルバーグを代表するアニエス・ヴァルダ監督の初期作。


精密検査結果が判明する…

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kotan
3.5

車から、タクシーから、バスから、パリを観光できてたのしい、クレオはずっと不安な気持ちを抱えてるわけだけど私はたのしい

「見られる」がずっと続いたあとにひとり公園に行って、ひとりの人と出会って、真っ…

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