ヌーヴェルヴァーグの時代の映画は今まで観たことがなかったけれど、お洒落映画で素敵。
内容はフランスの若い歌手の女性クレオが、検診を受けて、自分がガンではないかと疑いながら、結果を聞くまでの5時から7時を追う話。
冒頭の手元しか映らないタロットカードのシーンやクレオのファッション、お部屋のブランコやネコなどカメラワークやお洒落感にひきこまれた。
微妙に揺れ動く女ココロをうまく捉えていたのは監督が女性だからこそだと思う。
最後の兵士と街を歩きながら語らう場面や、結果を聞いてからのクレオの表情の変わり方が印象的だった。