実存主義を扱っている作品。
「実存」というのは、現にこの世界に現実に存在するということ、。他方「本質」とは、目に見えないもので、物の場合ならば、その物の性質の総体、要するに、どんな素材であるか、それはどのようにつくられるのか、何のために使われるのか、といったことの総体です。
例にペーパーナイフ、その製造法や用途を知らずにペーパーナイフという物を作ることはできない。ペーパーナイフとはどういうものかを、あらかじめ職人は知っている。だから職人はその本質を心得ながら、ペーパーナイフという実際の存在、実存をつくる。
人間の場合は逆で、生まれてきたが、本質が無く、自分で物事を決めていかなければならない。ということらしい。
「NHKテキスト」から
個人的な感想として、1人で歩いていると視線が気になることがある、それは思い込みと分かっていながらも気になる。
でも友達といる時、そんな事はないんだよな。