メンヘラというほどではないが、女子の厨二病のようなガーリーな魅力あふれるクレオの可愛さ！
フランス女らしさが溢れている。ちょっとだけ登場するルグランのピアノはやはり最高。演技もいけるとはさすが。サングラスを外したゴダールも男前。
ヌーヴェルヴァーグらしくヴェルダ監督の気まぐれで撮っていそうな場面も多く、それもまた楽しい。
ラストシーンをどう解釈するか、クレオは癌なのか癌ではないのか。彼は無事に戻って来るのか否か。観客の判断に委ねられている気がする。
可愛くてちょっとコケティッシュな女の子映画。ちょっと毒があるところがいい。ぜひ全編カラーで観たかった。
・脚本 6／10
・演技 7／10
・演出 7／10
・音楽 7／10
総合点 27／40
