Tatsu

5時から7時までのクレオのTatsuのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
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死の恐怖を抱えながらパリの街を歩き回るクレオ。冒頭のカラーのカード盤のように、具体化する場面と、彼女のカメラに向かっての歌唱のように抽象化する場面、両方を行き渡る演出が印象的。全体的にはいかにもヌーヴェルバーグ期の作品というか、その感じが一番出てるのはゴダールとカリーナの突拍子もないカメオだが。
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