雪の華の梅村真登のネタバレレビュー・内容・結末

前半部分は少し無理な演出や不自然な部分が見られたが、全体を通して見てよかったと思えた。
余命一年という限られた命の物語で映画を見進めていくにつれて終わりが迫ってきているような切なさを感じた。
中条あやみと登坂広臣の掛け合いが何とも愛おしくて、長く続いてほしいと思うものだった。そして中条あやみの喜怒哀楽はわかりやすく表現されていてそれがまた良いものに感じた
また中条あやみのガラスの中を見る時に両手をガラスにつける仕草などの癖も統一されていたり、お互いのメッセージが視覚化されていたり、様々な表現にグッときた。
そして終盤ではどんどん終わりが迫っていく感じがうまく表現されていてこっちまで悲しくなった。
個人的には中条あやみが登坂広臣の「こんなことでいいの？」に対して「こんなことがいいの」と掛け合うシーンがとても好きだった。
ラストも死までは描かず、2人の幸せな雰囲気で終わったのが良かったと思う。