トム

パッドマン 5億人の女性を救った男のトムのレビュー・感想・評価

4.2
●あらすじ
実話。インドの女性は生理用品を買わず、生理で月に5日間は自宅療養するのが一般的。
2001年、ラクシュミの妻が生理に不衛生な布を使用している事を知る。店では生理用品が売られていたが、原価の数倍もの価格だった。そこに疑問を抱くラクシュミは生理用品作成に没頭する。
試験的に女性たちに協力を願うが、妻、家族、さらに村中から変態呼ばわりされ村を去る事になる。

●感想
信念に突っ走る!(チャリで)

この男、聖人すぎるよ...
マイベスト聖人大賞はパッドマンです!

生理用品の話が出るだけで逃げ去る女性たち。生理用品の作成は恥だと言われ、狂っていると言われる。基本的に生理はタブー。
古い固定概念を捨てずに、革新的な話を信じない村人。それでも、ひたむきに妻、そして5億人の女性のために突き進む!(チャリで)

ある程度、儲けそうな話がきても聖人対応!天国行きの徳は来来来世ぐらいまで積み終えてる男!パッドマン!素晴らしい!

ちなみに、この映画はクウェートとパキスタンでは上映禁止レベル...(笑)
人間の生理現象だから性別間の理解になるし恥とかじゃなく知るべきだと思う。
小学生の時にウンコしてるとニックネームがウンコマンになるぐらいおかしい!
生理現象だから当たり前やろと!生理はタブーという社会認知を変えたいよね。男も夢精や朝立ちとか生理現象あるし、タブーしする意味が分からん。恥ずかしいのは分かるけども。

途中で出会うパッドマンの成功に起因するローラ似のパリー、めちゃくそ美人だった。俺だったら、速攻で信じてくれなかった妻や故郷切っちゃうな〜。

終盤の演説は感動もの!

行動力、人との出会い、信念を持って突き進む、どれも大切な事だと再確認できました!
トム

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