＜あらすじ＞
インドの小さな村で新婚生活を送るラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、生理用品を買う事も出来ずに不衛生なナプキン布を使用している妻を思い、自ら低コストでのナプキンを作る事を決意する。
しかし、男性が女性の生理について言及する事自体が非難されるインドにおいて、ナプキンの研究をするラクシュミの姿勢は決して周りから良く思われず、妻のガヤトリ(ラーディカー・アープテー)にも見放されてしまう。
途方に暮れるラクシュミだが、ある時自分の作ったナプキンで救ったパリー(ソーナム・カプール)との出会いをきっかけに、再びナプキン作りの開発に奮起する・・・
＜感想＞
ずっと気になっていた今作🇮🇳✨
やはり素晴らしかったですね。
大いに感動しました😂
インドの社会事情って色々と大変ですよね。
インド映画を観るたびに感じます😨
男性からしたら女性の生理の大変さについてあまり深く考える事ないのが実情ですが、今作でのラクシュミはそこに踏み入って多くの女性を救いたいと考える💫
その思いだけでも素敵なことですよね。
だけどインドでは男性が女性の生理について介入することに大きな偏見を抱いており、周りはラクシュミに対して全く快く思わない😓
妻のガヤトリでさえもラクシュミの行動を良く思わず、
「女は恥を抱えて生きるより病気で死ぬのを選ぶ」と告げる。
そしてガヤトリの兄は妹にラクシュミと離婚するように促す😬
普通だったら心が折れてもおかしくないのですが、それでも諦めないラクシュミの挑戦心は本当に素晴らしかったです✨
最優秀革新賞を受賞した席で、
「アメリカにはスーパーマン、バットマン、スパイダーマン。
インドにはパッドマン！」と称えられたラクシュミ。
5億人の女性を救ったラクシュミ、彼のもたらした功績はこの偉大なヒーローと同等、いやそれ以上かもしれません♬
ラクシュミが演説で語った台詞。
「女性が強くて母が強くて姉妹が強ければ、国も強くなる」
この言葉にとても納得させられました😁
こういった考えを持つ人が一人でも多くなっていけば、きっと男女差別、偏見も無くなっていくんだろうな。
とても素敵な作品で心が温まりました🌈
個人的には影の殊勲者パリーの気持ちを思うと少し可哀相に感じました😢
彼女の流した涙がまた辛くて、、、見ていて複雑な気持ちになりました…
