志庵

パッドマン 5億人の女性を救った男の志庵のレビュー・感想・評価

4.2
主人公ラクシュミは手が器用で妻ガヤトリが玉葱を涙を流し切っている姿を見て"玉葱切り機"を作ったりと常に愛妻のガヤトリの事を気に掛け貧しいながらに幸せな新婚生活を送っていた。
ある日、ガヤトリが"女性の日"に入ってしまう…ラクシュミは妻が使っている不衛生でボロボロの布切れを生理用品として使っている事を知り、妻の為に清潔のナプキンを薬局で購入してプレゼントするが、高級品の生理用品にガヤトリは困惑してしまう…。
そこで、ラクシュミは手作りの生理用品を妻に為に作るが…って話。

知らなかったインドの生活習慣など観ていて楽しくもビックリしてしまいました。

"女性の日"はインドにとって【穢れ】とされており女性の日に入ったら寝起きをベランダで生活し家にも入れないって習慣には驚かされました。

異性なのに生理用品の研究にのめり込む彼を皆が忌み嫌い軽蔑するが、それでも女性の為に研究をするラクシュミが凄いと感じてしまった。

脚色が濃過ぎでしたが、観終わった時は気分爽快な気持ちになったとても素晴らしい作品。

何よりこの作品はインド映画なのに意味不明な所で踊らない所が好き(笑)
(少し踊るが不自然では無く設定に溶け込んだお祝いで踊っていたので気になりませんでした)
志庵

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