既婚男性が、隣の家に引っ越してきた若い女性を好きになり、人生のレールから外れていく姿を描いた話。
スロー、スリラー要素は薄い。。

日本ではDVDが出てなくて映画公開もなかったので(たぶん海外でも公開されてないのかも？)フィクナー先生が大好きなのでわざわざ輸入盤を購入したのですが、作品自体はそうでもないよって言われてても枯れたフィクナー先生が大っきなサイズの仔犬のようにフェンス越しから覗いたり窓から覗いたりして、隣のガールに惹かれていく姿はあの日の青春到来！と共になんともやるせない。この女の子も気を持たせる事をちょいちょいするのでますます目が離せなくなり…

フィクナー家夫婦は別に仲が悪いわけではない。むしろいいほうだと思う。だけどどこか虚しさを抱えている時に隣に若いカップルが引っ越してきて、その彼女に釘付けになってしまったおじさまのお話。

私はてんで英語がワカラナーイ人なのですが字幕がなくてもいけるよ〜って教えてもらってたので挑みましたが、フィクさんを愛でるにはいい作品ですが映画としてはうっすうすかもしれません。ただ最後の乱闘でなんて言ってたのかは知りたいな〜。あんなやりきれない雰囲気の終わり方、どんな会話のやりとりをしていたのかだけは気になって仕方ないです。

プリズンブレイクでウィリアムフィクナーにはまって観た作品。トレーラーだと切ないひと夏のラブストーリー系だったのが、ジャケットでは何だかサスペンスっぽくなっててびっくり。方向性がぶれてる感じが伝わってきて色々惜しい気がします。