haizi

グッド・ヴァイブレーションズのhaiziのレビュー・感想・評価

4.1
 ☆ 感 動 ☆

紛争真っ只中の北アイルランドに実在したレコードショップ“グッド・ヴァイブレーションズ”の創始者テリー・フーリーの物語。

知っているバンドが出てくる訳でもないし、数多ある、実在のミュージシャンを扱った映画のような華やかさもない。
時折差し込まれる当時の映像は息が詰まるほどに凄惨。

だけど、、、もといっ。だからこそその時代にレコードショップを開くこと、そしてパンクを広めようと奔走する主人公、テリー・フーリーの情熱に胸が熱くなる🔥

これぞロック!これこそが音楽のちから!!!

ラストのライブの盛り上がりには、鳥肌が立ったし、目頭が熱くなった。

エンドロールのテロップで語られる“グッド・ヴァイブレーションズ”の顛末が面白い。
創始者の経営センスのなさの表れか、それともどんな逆境にも負けない不屈の精神の表れか(^^;)
これも“パンク”っぽくて良き♪♪
若かりし頃、小さいライブハウスで爆音に心を躍らせていた時の昂ぶりを想い出させてくれるような良作♪♪


欲を言えば、、、赤ちゃんを抱っこするテリーが見たかったかな、、、そこは抱いておこうよ、テリー。。。
テリーは本当に良い奥様とめぐり会えたと思うわ。


ギネス呑みたい🍺



【超余談】
私は歴史が超苦手。
だから本作の背景にある紛争とかも、以前の私なら“???”だったと思うんだけど、今年、映画“ベルファスト”を観賞していたので、何となく、時代背景とかイメージ出来た(o^―^o)
こーゆー時、映画ってよいなぁ。。。って感じるなぁ💕
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