ボインゴまちお

ペンギン・ハイウェイのボインゴまちおのレビュー・感想・評価

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
2.5
【キミ呼びしてくるお姉さんは最高】

-注目ポイント👀-
①アオヤマくんの成長
②ペンギンの謎
③チェスの描写


①学ぶことが大好きで、常に色々な研究に励む主人公のアオヤマくん。最初は、「客観的に〜」とか大人びた発言でこ生意気なガキだなと思いながら観ていたが、大人というものに憧れがあるのか大人になるまでの日数を数えていたりと子どもらしい一面も持つ。この作品は、そんなアオヤマくんと近所の歯科医のお姉さん、クラスの優等生ハマモトさんの3人が街に起こった謎を研究し、解き明かしていく物語。自分の知らない現象に戸惑いつつも、持ち前の好奇心と気付かぬ初恋に揺れながら成長していく姿に一度は経験したいひと夏が描かれていた。

②街中に突然現れたペンギン。本来ならば南極に生息するはずの生き物が何故現れたのか?、ニュースでも時たま、脱走したボールパイソンなどが報道されるがペンギンの出現は後に大きな問題を引き起こす。

③先ほど挙げたメインの登場人物3人は、いずれもチェスを行うシーンがある。一回だけじゃなく複数回描かれるので、単純に頭の良い人の表象だけでない何か重要なメッセージがある。

-感想✍️-
主人公の好き嫌いがありそうな作品だったけど、正直自分も小学生の頃「〇〇ノート」とかネットで調べればわかることをノートにまとめていたりした時期があったので日々賢くなる感覚を表現してくれる彼は良かった。

-気になった点🤔-
最近の作品でいうと『バブル』に近く、因果関係が分かりにくい作品だった。ジャバウォックとペンギンの関係とか何でそうなるの?と言うところがあった。