吉村ジョナサン

ペンギン・ハイウェイの吉村ジョナサンのレビュー・感想・評価

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
5.0
これは名作。

おそらく、他の監督やアニメーション会社ではこのような世界観にはならなかっただろう。

もちろん、これまでのアニメーションの引用はある。けれども、間違いなくこの監督やスタッフ独自の世界観が表れていた。

特に自然の描き方、人物の表情、スピード感のある動きには、新しいものを感じた。

たぶん、この作品は後になって評価される類のものだろう。きっと、現代の視聴者には、その新しさや魅力は伝わりにくいと思う。

この作品の大きな魅力の一つは、アニメーションにあると思う。細やかな動きや、動きと動きの繋がりは、この作品の世界観を、ファンタジーと現実の淡いに見事に浮かべている。
吉村ジョナサン

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