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ペンギン・ハイウェイのはのレビュー・感想・評価

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
2.0
あらすじ
街にペンギンの群れが現れ、その謎を解こうとしていた少年。
ある日、親しくしていたお姉さんが、コーラの缶をペンギンに変えるのを目撃する。
この謎を解いてごらん、と、お姉さんはおっぱい。

感想
ストーリー以外は面白かった。
映像やアニメ、お父さんのセリフ等、断片としてのシーンはとてもいい。
特にお父さんはかっこいいですね。

しかし核心の部分が意味不明。
自分だけがわからないのかと、考察してるサイトを検索に引っかかるだけ巡ってみたが、どれも言ってることがバラバラで、ストンと納得できる考察もなく、これは誰も分かってないなと判断。

この話はファンタジーとは言え、少年が世界で起こっていることの謎を解こうと奮闘する、というプロット。
「エウレカ」の言葉を使って導き出された答えが意味不明だと、観てるこっちは納得出来ないんすよ。
わかるように真相を説明してもらって、伏線も回収してもらって、うおおおおこれまでの事は全部そこに繋がって、そうなってたのかー!
って思いたい。

推理物でも「犯人わかっちゃったんですけど」から真相を見せるのがカタルシスなんじゃないの?
「謎は解けた」と言った探偵や刑事の説明が意味不明だとしたら、どんなにそれまでが面白くても納得できます?

そんなんで、終盤画面内で起こっている事と、感情のリンクとが完全に切れてしまった。

みんな分かってるから高評価なのか、わからないけどなんとなく高評価なのか本当のところを知りたい。
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