こせ

フード・インクのこせのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
4.0
冒頭はただのベジタリアン映画かよと思ったが、肉、コーンなど食べ物の歴史を当時の映像や農家の話を混じえて紹介する内容だった。語り手達の言葉が真相をついており、比喩表現も非常に上手かった印象がある。

グロテスクなシーンもあるが、それが真実なんだと感じた。O157や遺伝子組み換えなど、消費者間でも話題になる事例を取り上げその背景と大企業の結びつきを語っていた。

消費者として、興味があるわけでなくても見ておいても良い作品かと思う。ただ、私達一般消費者にできる事は本当にない事は確かだと考えてしまった。
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