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フード・インクのtamaのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
4.0
大手食品会社、政府、農家、移民、動物虐待…こんなことが今実際に行われているなんて。闇すぎる。

アメリカの話、なんて思って安心してたら大間違い。
知れば知るほど、日本は安全な食材を買うのが難しいと感じる。
日本の至る所にある大手チェーンスーパーはウォルマートの傘下だし。
特に日本人は、日本が世界の毒のゴミ箱になってることを知らない人が多すぎる。食品会社や政府をなぜか信じすぎる。

EUで使用可能な農薬は30種ほど、それに加えて日本は300種ほど。世界で禁止されてる農薬の在庫処分に回されて、この狭い国土がどんどん死んでしまってる。
遺伝子組換えの規制も緩いから、どんどん遺伝子組換え食品が姿を変えていつのまにか食卓に並んでる。
アメリカでさえ禁止してるブラジル産の鶏肉も輸入が増えてるらしい。

人々の健康と土地を大事にし、動物をちゃんと命あるものとして扱う食品会社や農家が増えますように。そのためには、消費者がちゃんと選択しなきゃいけない。
出来るだけ、安全で動物と土に優しいものを。

食は、お金をかける価値がある。
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