大量生産大量消費の食品業界裏側がよくまとめられていて、恐ろしくも日々の食に直結している内容だった為、飽きずに鑑賞。
単純に良いドキュメントだと思う。
こういった方面に意識高い系の方にとっては、すでに見聞きしたことのある内容だと思うけど、同じジャンルの中でも作品として完成度は高い方ではないでしょうか。
モンサント社の種子特許の件は、以前別のドキュメントで観たことあるけど、本作もそれを取り上げていて、薄れていた意識がまたクリアになった。
これが現実とは、まさに正気の沙汰じゃない。
この映画を観て、スーパーに行くと食品が今までと少し違って見える。
肉なんかちょっと買うの怖いぐらい。
ラストで語りかけられたように、この状況を作ってしまったのは、残念ながら日々消費物を選択している我々なのだと改めて思う。
食品も情報も政治も同じなんだろうな。
垂れ流しは危険。キケン。
頭で分かってはいるけど、スーパーに行けばまずは値札に目がいってしまうし、何事も受け身のほうが人間楽という事実。
パタゴニアの製品を買うように、できる限り、少しづつでもいいから自分でちゃんと選択していこう。