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縄文にハマる人々のPennyのレビュー・感想・評価

縄文にハマる人々(2018年製作の映画)
3.3
ふと点けたTVで縄文特集。美術館でも縄文特集。え?今度は映画?

世間は今空前の縄文ブームらしい。縄文といえばあのゴツゴツとした使い勝手の悪そうな土器や埴輪(はにわ)。その造形に意味を見出してみたり文化を推察してみたり芸術センスを爆発させてみたり、縄文には魅了させる何かがあるらしい。この映画に出てくる学者、著名人は皆、変態(いい意味で)。
あ…そういえばTVに出てた人は縄文を愛し過ぎて縄文土器で鍋してたな...

なぜ今、縄文なのか。
わからないと言われるからわかりたくなる。答えがないからこそ、考えたくなる。
徳川300年?はいはい、縄文時代は1万年です。
実は日本美術史に縄文文化が登場したのはごく最近のこと。かの岡本太郎が縄文土器を愛しすぎた結果、美術史を書き換えるまでに至ったのである。おっと、ここにも変態が…
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