fujiponsai

追想のfujiponsaiのレビュー・感想・評価

追想(2018年製作の映画)
3.2
row;c, nomber;9の席。
長い時間をかけて唯一守られた約束。

一言で言えば、男性の小さなプライドが邪魔して本当に大切なものを
手放してしまった話。

でも、リアルです。

時折挿入されるフローレンスの過去の記憶が、
なんらかのトラウマを生み出していることを暗示させます。

最後まで決して明かされませんが、そのトラウマを考えると、
父親の職場で働くことになるエドワードより音楽の道をフローレンスとともに歩むことができるチャールズの方が安定した幸せへの道だったのかと思いました。
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