1組の若い男女の破局をモチーフとしながらも、この映画が本当に描き出しているものは、原題『On Chesil Beach』として端的に示されていたように思う。映画のラストに描かれるChesil Bea…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
60代になったフローレンスは、5人の孫たちに恵まれ、幸せに暮らしているが、心の中では、毎日エドワードを思い出しているのだと、私は思う。
最後のコンサートで、エドワードの流す涙に、もらい泣きしました…
たった六時間で終わった結婚生活。お互いに愛しあっているのに壊れてしまう愛。それはお互いの未熟さが原因の場合、意地の張り合いだったり、素直になれなかったり、受け入れられなかったり、後から冷静になってみ…
>>続きを読む原作を読みました。主演の二人はフィットしていました。原作ではあのシーンにいたるまでの二人の心理が繊細に書かれていて、この小説のメインなのです。これが映像化されていない、というか映像化はほとんど不可能…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
切ない…。そして複雑に絡まりあってるお互いの事情。妻フローレンスか夫エドワードかどちらの視点で観るかによって感想がだいぶかわりそう。
幼少期の辛い体験からセックスに嫌悪感をもつフローレンス。初夜の…
シアーシャ・ローナンの、60年代良家のお嬢さんファッションが可愛いのなんの。
とくに新婚旅行に着て行った、目の覚めるような青いセットアップの美しいことよ。若夫婦が曇り空の浜辺で言い争う場面は、全体の…
言ってしまえば、こじらせまくった童貞処女の初夜の話なんですけれども・・。
現代に生きる人間からしたら、キス、ハグはしまくってて、なんでそっからは異常に二人とも重くなるんだよって感じで、ちょっと呆れ…
© British Broadcasting Corporation/ Number 9 Films (Chesil) Limited 2017