ROADBLUE

空母いぶきのROADBLUEのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
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ある日突然隣国が潜水艦、戦闘機により攻撃を受ける。空母いぶきと艦上戦闘機が応戦する。よりにもよってクリスマスイヴの夜にだ。
相手は旧式だが数的に勝り戦力そのものは互角。我が国は専守防衛を旨としなければならず、また先制攻撃と相手に見做されると侵攻の口実を与えかねない。
潜水艦からの対艦ミサイルや魚雷による攻撃。戦闘機同士の空中戦。相手はまだ旧式だから対応できるが兵器がヴァージョンアップされればそうはいくまい。
最後は呆気ない。国連常任理事国の集団防衛出動により相手国は後退するが。
ロシアによるウクライナ侵攻やそれにより今日俄に注目されてきた国防戦力の整備問題や自衛権行使の範囲、核抑止力の問題、国連限界などについて考えさせられる映画だった。
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