とても面白かったです。頑張ってるぞ邦画。
原作は未読です。
戦闘と戦争の境目はどこにあるのか。敵機を沈める行為の先にある、人の命を奪うという事実。そんな普通なら考えないことを考えさせられました。
エンターテイメントとしても見所がたくさんです。迫力ある戦闘シーンと、判断に葛藤する人間関係が絶妙に絡んで緊迫感のある映画になってます。
結末については賛否があるようですが、しっかり伏線を張った、良い落とし所になっていると思います。
ただ、せっかくスキージャンプ台を実装した日本初の空母、という素晴らしい設定があるのにその説明がほとんどない。F-35の発艦シーンもほとんどない。これはもったいない。空母いぶきを語る上で1番の見せ場だと個人的には思います。
アメリカ海軍を主役としたハンターキラーと海上自衛隊の空母いぶき。攻撃を仕掛けるタイミングとか見比べてみると面白いのではないでしょうか。