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春待つ僕らのLのネタバレレビュー・内容・結末

春待つ僕ら(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

杉野くんが出てるから、映画公開時に観ようと思ってたけど、青春映画×太鳳ちゃんが苦手でずっと観れていなかった、ずっと嫌煙してきた作品を鑑賞。

ただの青春恋愛映画かと思ってたけど、そこまで薄くなくて良かった。裏テーマがすごく良い。
隣の芝生はいつも青いし、みんな上手くやっているように見えるけど、そんなことない。
知らないだけでみんな見えない部分で悩んでるし、そんな中で頑張ってる。
そういう部分に悩み苦しみながら前を向いて進むって…青春すぎる!

いつまでも守ってくれるアヤちゃんじゃなくて、一緒に成長していけるトワを選ぶっていうのも良い。
人間誰しも自分の弱さを知りながら、それを抱えながらも前を向いて生きていくっていう。
そこが春待つ僕らに現れていて作文がすごく綺麗だった。

杉野くんがバスケ経験を存分に発揮して輝いていて良かった。
こういうバカで真っ直ぐな熱血系も良いよね。

あとは杉野くん目当てでしかなかったけど北村匠海が完璧すぎる。最高でしかない。
この感じだったらヒロインが太鳳ちゃんなのも納得。

4人の仲良くなったしもう俺たち友達でしょ。っていう明るいテンションが、細かいことを気にして殻にとじこもる主人公を外に連れ出してくれて、こっちまで前向きになれる。
若手俳優の勢いとフレッシュさがいっぱい詰まった、青春ど真ん中映画でとても良かった。
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