2018/08/23試写会にて鑑賞しました。原作を読んでいましたし、塚原あゆ子監督の映画初作品ということで、期待満々で観ました。出演者の皆さんが役柄に合っていた点は良かったと思いました。季節になぞられた展開は、きれいでした。ただし、全体的にあれもこれもてんこ盛りした感があり、慌ただしくどのストーリーも進んでいたように感じました。数さんのストーリーも、説明的にあれこれエピソード盛り込んだ感じがして、私には全体的な流れ、リズム感があまり心地よく感じられなかったのが残念でした。薬師丸ひろ子さんと松重豊さんはさすがの演技で引き込まれ、涙が出てきます。見終わった後には、大切な人に会いたくなる作品です。
