父と母が観に行くというので着いていって観ることになった。そこまで興味がない映画でも、なるたけたくさん映画の成分を取り込みたいと思っているので。
正直なところ、原作タイトル聞いたことあるなという印象はあったものの、あんまりそそられてはなかったし、4回泣ける、というも余計にうーんとなってしまっていた。ので、観る前の期待値がそこまで高くなかったからこそ、なるほどという感じで観れた。
ちなみに1回も泣かなかったけれど。
ほんの少しの時間でも心は変わる。
何を大切にしたいか、自分に問いかけてみる。
そんなまわりの、大切なひとたちを 幸せにする。
どんな状況になったとしたってできることがある。
大切なひとを大切にする、気づく、そばにいる、ありがとうとごめんなさいをちゃんと伝えて、そしたらなにも 後悔することなんてない。
有村架純ちゃんも 特別好きというわけではないのだけれど、いつも思う、涙を流すところとか たまにはっとさせられる グッとくる女の子の表情をする。ずるい。髪はおろしてるほうが圧倒的好き。
父と母は、薬師丸ひろ子と松重豊のところで（このお二人の撮影はゆっくりと進んでいった、なんてかすみちゃんがどこかで言っていたなってのを思い出して やっぱりさすがなんだながと思った）、年齢的にか重ね合わせていたようで、なるほどそういうものか、と思った。たまにはだれかと観るのもいいなぁって。
パラレルワールドの疑問について談義したり、楽しかった。
わたしは個人的に 架純ちゃんと伊藤健太郎くん（最近たくさん出ていて嬉しい）の、付き合う前のところとか お出かけとか そんな2人のシーンが好きすぎた。すなおに いいなぁって 朝焼けみるっていう、あんなお出かけ、したいって思った。そしたらやっぱり いろんな あんなに何もしゃべれなかったこと 思い出してた。わたしの、現実世界のはなし。どこかで コーヒー淹れるところかな、なんかゆらゆらと スクリーンが揺れた気がした。母はコーヒーの香りがした気がする、なんて言っていた。
臆病だけど それでも、好きな人はできた？にうなずき 彼もあなたが好き？に またうなずき ちゃんとちゃんと大好きと伝えること、大事だなぁと ぎゅうっとなった。
（追記）
喫茶店の店主が、ホームページと東宝とかインタビューなのとで 叔父と従兄で表記違ってて おいおいおい、となってる…
