このレビューはネタバレを含みます
映画は見るタイミング、心境によって与えられる印象が違うと思うが、この作品もそうである気がする。
あらすじとは全く異なった作品かと、、、
ラスト含め、観客の解釈に任せます。
的な作品だったんだろうが、伏線ちりばめすぎ、そしてそれを全然回収できてない感が否めなかった。。
あと一番は主人公のキャラクターに魅力がなさすぎる。。
意思も意図もなにも伝わらないし、ただの甘ったれた男、って印象が払拭できず。
ただし、誰もがこういった意志を貫けない弱さ、逃げ出す弱さ、対処できない弱さを持っているからこそ、主人公に苛立ちや憤りを感じるのだろうと思う。
現代の若者不満や葛藤、焦燥感等のダークな部分を見せつけられるような作品。
映像の撮り方、役者個々の演技は良かったからこそ少し残念。