地球外生命体

子どもが教えてくれたことの地球外生命体のレビュー・感想・評価

子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)
3.5
病気を患いながらも懸命に生きる子供たちの姿を捉えたドキュメンタリー。5人にフォーカスし、小さな体で治療を続けながら、毎日を前向きに過ごす様子を映し出す。監督は、ジャーナリストのアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアンが務める。

主人公は、アンブル、カミーユ、イマド、シャルル、 テュデュアルの5人の子どもたち。彼らに共通するのは、みな病気を患っているということ。治療を続けながらも彼らは毎日を精一杯生きている。家族とのかけがえのない時間、学校で仲間と過ごすひと時。彼らが発する言葉、そして生き方は、観るものを勇気づけ、パワーをあたえてくれる。それにしてもなぜ、子どもたちはこんなにも明るく、前向きに生きられるのだろうー。

監督のアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアンは、自分の娘を病気で亡くした経験を持つ。病気が見つかってからの日々を綴った『濡れた砂の上の小さな足跡』(講談社刊)はフランスで35万部の大ベストセラーとなり、世界20カ国で翻訳本が出版された。自らの経験をもとに、子どもたちの持つ力を見事に映し出したドキュメンタリー映画『子どもが教えてくれたこと』はフランスで23万人を動員する大ヒットを記録し、 多くの人々の心を掴んだ。

★2017年ジッフォーニ映画祭
作品賞【Gex Doc部門】
★2017年エムデン・ノルダーナイ映画祭
AOK映画賞
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