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母さんがどんなに僕を嫌いでものcomのレビュー・感想・評価

3.8
かなり泣かされた。胸が苦しく締め付けられるほどの残酷な虐待シーン、幼少期の唯一の支えである、優しさでいっぱいのおばあちゃんとの繋がり。色んなシーンが初っ端から頭の中に印象付けられた。
太賀の演技が個人的に好きであるため興味を惹かれ観たが、吉田羊さんの怪演っぷりには驚いた。演技ではなく本当に"そーゆう母親"に見えてきてしまって、終始嫌悪感をもってしまったくらい。
母親にどんなに大切にされなくとも、拒否され続けても最後まで変わることのない、タイジの母親を想う真っ直ぐな気持ち。いつか母親に愛されたいという強い気持ちがじんじんと伝わってきて、尚更胸が苦しくなった。とっても複雑だけどどんな母親でも、自分の母親は世界に1人だけなんだよなあ。
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