珍しく邦画な気分だったので。
ぽっと出感が拭いきれない吉田羊の演技があまり好きじゃなく、劇場に行くか迷って行かなかったので400円出してプライムでレンタルしてみました。
とにかく、原作者の歌川さんが本当に凄い人。
どんな子でも、子供は必ず親を超えるというけどこの人は超えすぎだし、こんな子いないよ普通。
これは歌川さん本人の生まれ持った資質なのかな…。
ばあちゃんも素晴らしい人。
友人達は、若さゆえなのか、ツッコミどころ満載でした。彼女に傷を勝手にいうな。
あと、妊娠して出産したからお母さんってすごいわけじゃない。きちんと育てる事の方が何倍も大事でしょ。動物じゃないんだし。動物でも育てとるわ。
歌川さん素直すぎです！
ただ私は、仕事柄、親に人生を吸い取られてる子には全力で逃げろと言っている。
親を心底恨みたい人なんていない。でも、期待すれば期待するだけまた踏みにじられる。それが現実。
親を変えたければ自分から、なんて、わたしはよう言わん。
恨んだって許せなくたっていいと思う。
その子が今まで頑張って生きてきた事、その命そのものに価値があるんだよ。
主人公の俳優さん、加瀬亮素人版みたいな子だけど、いい役者だなと思いました。
