今世間を騒がしている幼児虐待のような映画です。
ただ虐待を受けた子が死ぬわけではなく
虐待していた母親を愛する息子の話。
虐待のシーンもあまり描かれてはいなくて
成長した息子のドラマがほんわかと描かれます。
前半はなかなか良かったけど
なんで虐待していた母親をすんなり許すのかが理解不能。
主演の太賀君の演技がすごく良くていいけどさぁ。
吉田羊演ずる毒親も中途半端だな。
なにか泣かせて良い話に強引に持っていきたいのが
見え見えです。
こういうのもアリかなとは思いますけど
幼児虐待が最近多いし
もうちょっとリアルに描いて欲しかったですね。
実話とか言ってるんだし。
まあ残酷に描くと今度は観たくないってことになるのですが。
