K5

アイネクライネナハトムジークのK5のレビュー・感想・評価

3.2
伊坂幸太郎氏の小説は割と読んでる方なのですが、こちらの映画の原作小説は未読の状態で鑑賞しました。

ややスロースタートな映画だけどラストはすごく良くいい映画だなってのが感想となります。

恐らく原作小説がオムニバス形式になっていると思われるのですが、それらをまとめて1本の映画にしている関係上、少々まとまりが悪い感はあります。
序盤中盤に小さなオチが発生している(恐らく各短編の終わり部分)のがそれを助長してるかなと思います。
しかしながら、それらをなんとか繋ぎ合わせてラストに向けてキレイに畳んでいってるので、人によってはそこまで気にはならないかもしれません。

最終盤に各短編のメインキャラクターの結末も上手く描かれており、全体としては良かったかなと思います。
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