YunaWatanabe

アイネクライネナハトムジークのYunaWatanabeのレビュー・感想・評価

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言いたいことはよくわかるのだが、今の私にはあまり響かなかった笑

ありふれた人間関係を描いた物語なのに群像劇を成立させようとしてる所為か、細かい設定や台詞に違和感を感じてしまい、物語に入り込めなかったというのもある。
なんとなく人ごと感で終わってしまった。

まあでも、「いいんですか?」と「ダメですか?」の会話をはじめとするこの映画にたびたび登場する2人にしか通じない暗号のようなものが生まれることはたしかにあるよなと思った。実際には、その暗号が言葉だったり、ジェスチャーだったり、LINEのスタンプだったりするけど、その背景にある経験や思い出が回帰されることで共に過ごしてきた時間を実感させられる。だから関係性が強まるということはよくあることだと思う。恋愛関係問わず、近い間柄の相手とは、お互いにしか通じない意味づけを共有しているものだよね。

きっと、ライフステージとかそのときの心情がぴったりのときに鑑賞したらもっと違う感想がでてきそう。
YunaWatanabe

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