愛がなんだを観て好きになった今泉監督の作品。
原作の井坂さんの小説は途中まで読んで観ました。
文字として物語を想像して追うのも楽しいけど、それを映像として観た時にこんなにあたたかくて愛おしい気持ちになるんだなあと思いました。
どのキャラクターにもそれぞれ憎めなさとかわかるなあ、って思うところがあったり、ほんとに自分の周りにもいそうな人達に親しみを感じて、映画ではあるけど自分とすごく近いところにあるような感覚。
街の空気感、温度、人と人との距離感や息遣いが音の全部がじんわりしみ込んでくるみたいでした。
