まっすぐな映画は好きだ
人の数だけ出会いがあって、でも出会いは手段でしかない。手段も大事にしたいけどなによりその人と出会えたことが一番だって思えるようにしたい。必ず幸せになれるわけではないけれどあと少し足掻いてみよう、出会えた人のことをもっと大切にしたいって素直に思える素敵な映画だった。
ギターの弾き語りもすごくいい。変わらないものと変わっていくもの。変化があってもなくても支えてくれて心のよりどころになるものは確実にある。
漫画みたいな劇的な出会い、日常を変える何か、溢れた才能を待ってる人は多い。でもそれがなくてもそばにいて勇気や小さな幸せを与えてくれる人がいることを忘れちゃいけない。ありふれてる人間でも、苦しい状況でも、何にも起こらないつまらない日常でも、ちゃんと幸せはあるからその幸せに慣れてしまわないようにまたこの映画を見たいと思った。
