「出会いがない」という数組の男女の織り成す”運命”を探す２時間
しかしこれはただの恋愛映画ではなく、むしろボクシング映画
一人のボクサーの栄光と挫折、それから再起をかけた挑戦に周りの人々が突き動かされ、何でもない夜にそれぞれが勇気をもって動き出す
その様子はまるでロッキー
運命とは何ぞやと、今泉監督が観客に問いを投げかける
この映画を見て感じたのは、運命は後付け
その出会いが運命と呼ばれるものなのかどうかはわからないし、もしかしたらその数秒後に運命の出会いがあるのかもしれないし、とっくの昔に運命の出会いを果たしてしまっているのかもしれないけれど、だからって目の前の出会いを逃すことなんかできない
後で振り返ってよかったと思える出会いを逃さないように、まずは走り込みから始めましょう
てか、１０年間同じ歌を路上で歌い続けるあの路上歌手のメンタルは如何様？
