unknown

パラレルワールド・ラブストーリーのunknownのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾の小説は何冊か読んでいるが全く自分の中に何も残らず1年後には内容を全く覚えていない。
この原作も読んだと言う記憶しかなく観終わっても「あー、そんな内容だった」と言う感情すら起こらず新鮮な気持ちで観終える事ができた。

結論から言うとパラレルワールドでは無い。
脳科学の研究における記憶の改竄である。
実際に起こっていた事実と改竄された記憶がシャッフルする事で何が起こってるのか分からなくする感じではある。
結構早い段階でで研究における記憶の話が出るので想像はつきやすい。
後は何が事実なのかと言う問題。

真実は実験のエラーによりスリープ(脳死状態?)に陥った同僚を救う為に復帰実験を自分で実証する。
その手伝いを親友の彼女を寝取った後ろ暗さから手伝うがスリープと言う事実を知らされず失敗してまったと言う混乱から本人自身が記憶の改竄をしていた(されていた?)と言う現実。
彼女は監視の為でもあり恋人を演じていた。

思い出した事により復帰方法の手がかりも判明し親友も意識回復。
自分と彼女はこの顛末を記憶を改竄してそもそも出会っていなかった状態に戻す。

その後、交差点ですれ違い足を止めお互いに向き合って終わるんだが意図はどういったものなのだろうか?
結局はまた改めて出会うと言う事なら親友の立場はどうなるのか…そもそも親友含めた関係はどうなってるのか謎のまま。
unknown

unknown